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昨年Vの御嶽海、上々の序盤戦 意識戻った師匠に白星プレゼント

御嶽海(右)が押し出しで玉鷲を破る=ドルフィンズアリーナ
御嶽海(右)が押し出しで玉鷲を破る=ドルフィンズアリーナ

 関脇・御嶽海が9日、玉鷲を破った。

 御嶽海の完勝だった。立ち合い諸手でぶつかると、休むことなく下から起こすように玉鷲を押し込んだ。上体だけでなく、足もしっかり前に出た。3秒2で相手を土俵外に押し出し、「腰も下りていい形だった」と満足げ。2日目から2連勝とまずまずの序盤戦だ。

 1年前の名古屋場所で初優勝。当時も関脇だったが、今もその地位は変わらない。常に大関候補に名前を挙げられながら、その壁を破れないままでいる。「この1年は早かったし長かった。何とかチャンスをつかみたい」。26歳の大関への思いは膨み続けている。

 場所前の4日にまさかの出来事があった。師匠の出羽海親方(元幕内小城ノ花)が部屋での稽古指導中に突然倒れた。心臓に異変が生じたようで、力士らが自動体外式除細動器(AED)を使うなどして処置を施し、何とか意識を取り戻した。3日間入院し退院後も安静に努め、この日から職務に復帰していた。

 会場に姿を見せた出羽海親方は、「ご心配おかけした。もう元気です」と気丈に振る舞った。御嶽海には「頑張ってほしい」とエール。師匠の復帰を白星で飾った弟子は「戻ってきてくれたので(勝利を)プレゼントしたかった。良かった」とほっとした様子だった。

 長野県出身で名古屋場所は準ご当所。験の良い場所で主役の座を狙っている。まだ先にある千秋楽を見据え、「白星をしっかり重ねていきたい」と言葉に闘志を込めた。(浜田慎太郎)

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