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【虎番疾風録第3章】(16)110億円…山口百恵「カムバックしません」

 ことし3月28日、東京・文京区のキングレコードで歌手の森昌子が“2度目”の引退会見を行った。

 「去年の10月に60歳になって、人生を考えたとき、子供のときから仕事の他で自分のために時間を使ったことが少なく、思い出も多くないことに気づいたんです。人生は一度だけだから…」

 昭和47(1972)年、13歳のとき「せんせい」でデビューした森は同学年の山口百恵、桜田淳子とともに『花の中三トリオ』と呼ばれ大人気歌手となった。1度目の引退は昭和61年10月、歌手の森進一との結婚のときだった。

 時を昭和55年に戻そう。米アリゾナ州テンピで、阪神の岡田が懸命に「外野手転向テスト」を受けているとき、日本では3月7日午後4時から、東京・芝の東京プリンスホテルで歌手・山口百恵と俳優・三浦友和の正式な婚約会見が行われた。

 54年10月の“結婚宣言”のときほどの衝撃はなかったものの、発表された内容に300人以上の報道陣から大きなどよめきが起こった。百恵ちゃんが「10月15日をもって芸能界から引退する」と発表されたのである。それは衝撃以上、信じられない発表だった。

 山口百恵-48年5月にCBSソニーから「としごろ」でデビュー。以来、売り上げナンバーワンの看板歌手。当時、同社の売り上げの20%を占め、54年だけでレコード、テープ合わせて27億円。デビュー以来7年間で110億円を売り上げていた。ホリプロダクション(ホリプロ)所属。彼女だけで年商11億円。そんなビッグタレントが引退? 信じられなかった。

 「エゴかもしれないんですけど、結婚するからには、完璧に近い状態でやっていきたいし、私の仕事のために、友和さんに我慢してもらうのはとてもイヤだと思いました」

 --本当に引退してしまうのか

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