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白鵬、豪快上手投げで朝乃山下す 「邪魔してやりました」

【大相撲七月場所】二日目 ◯白鵬(うわてなげ)朝乃山×=ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)(撮影・岡田茂)
【大相撲七月場所】二日目 ◯白鵬(うわてなげ)朝乃山×=ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)(撮影・岡田茂)
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 支度部屋に引き揚げてきた白鵬は開口一番、「邪魔してやりました」とうれしそうだった。横綱初挑戦の朝乃山を豪快な上手投げで返り討ちにした。急激に力を伸ばす新鋭の前に、高い壁となって立ちはだかった。

 技術が詰まった一番だった。立ち合いでぶつかると一瞬で左上手を引いた。右腕を朝乃山の脇に差して左上手を与えず、力任せに寄ってきた相手を土俵際で止めた。焦らず、中央まで戻すと、相手が前に出ようとした力を使い、持ち上げるように左上手で裏返した。

 5月の夏場所は右上腕を痛めて全休した。不在の場所で頭角を現し、初めて賜杯を抱いたのが朝乃山だった。同じ右四つを得意とし、体形も似ている。場所前は出稽古に来た朝乃山を圧倒した。取組前には「力が入った相撲をとりたい」と闘志をみなぎらせていた。

 本場所の土俵で横綱と平幕の差を見せつけた。朝乃山に与えなかった左上手について、「取らせても良かったかな」と振り返った。相手が最も力を発揮できる形になったとしても負けない、という自信の表れだった。

 帰りの車に乗り込む際の言葉にも、余裕があった。「これでまた、(朝乃山は)成長するでしょう」。休場していたことを忘れさせる快調な連勝発進。前人未到の43度目の優勝へ視界は良好だ。(浜田慎太郎)

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