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「中国と同じ流れに…」国籍変えて五輪へ 卓球・浜本“流出”の波紋

 だが、その後は伸び悩み、伊藤美誠(18)=スターツ=や平野美宇(19)=日本生命=ら年下の選手が台頭していく一方、強化指定選手から外れた。

日本では16番手だが…

 しかも、五輪の代表枠は世界選手権よりずっと狭い。女子は3人だけで、来年1月時点での世界ランキング上位の選手が優先的に東京五輪代表となる。17年2月には16位まで上がった浜本のランクは、今年7月現在で114位。トップ10に石川、伊藤、平野の3人がいる日本では16番手に相当する。一方、オーストリアなら5番手で、はるかに代表に近いといえる。

 世界ランク上位を独占し続ける中国では、熾烈な代表争いから脱落した選手がレベルが落ちる他国の国籍を取得してプレーするケースが以前から多い。16年リオデジャネイロ五輪では、出場した選手の4人に1人が香港や台湾も含めた中華系とも報じられた。国際卓球連盟(ITTF)によると、所属協会を変更した選手は今年5月だけで浜本を含め19人。このうち6人は中国からカナダやオーストリアに移った選手だった。

 浜本のオーストリア移籍を知った日本協会幹部からは「日本もそういう流れになっていくのか」といった声が漏れたという。

体操・塚原さんや猫ひろしさんも

 強豪国の選手が国籍を変えて五輪を目指すのは、卓球に限られた話ではない。

 日本のレベルが高い競技として挙げられる柔道では、長野県で生まれ育った女子57キロ級の出口クリスタ(23)=日本生命=は山梨学院大在学中、悩んだ末に父親の母国であるカナダ代表として東京五輪を目指すことにした。同じ階級には同学年に芳田司(23)=コマツ=という強力なライバルがいることも、決断を後押しした。カナダ代表として出場した昨年の世界選手権では準決勝で芳田に敗れたものの、銅メダルを獲得している。

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