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【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】今年の七夕は七だらけ

 昔から、七夕というとよく耳にする、日本の愛唱歌「たなばたさま」。

 ♪ささのは さらさら

 のきばに ゆれる

 おほしさま きらきら

 きんぎん すなご

 この歌に出てくる「すなご」とは一体、何でしょうというクイズが、テレビで出たことがある。

 うーん、何だろうなあと考えていたら、テレビでも解答者がひとりも答えられず、司会者が正解を読みあげた。

 「広辞苑にこうあります。金銀箔の粉末で、蒔(まき)絵(え)または短冊・色紙・襖(ふすま)紙などの画面に吹き付けるもの」

 ああ、七夕の短冊で、きらきら光っている、あれのことを“すなご”というのかと、これで分かったのである。広辞苑をひいてみたら、漢字では“砂子”と書くことも分かった。

 だけど、どこの世界にも商売人はいるものだと思ったことがある。実はこのクイズ番組を近所の居酒屋のカウンターで見ていたのだが、居酒屋の主人が「よし、うちも七夕の日は“すなご”をやろう」と言ったのだ。

 そして実際、七夕の日の品書きには「すなご」という一品が書かれるようになった。一年で七夕の日しか作らない一品。す(酢)、な(茄子(なす))、ご(牛蒡(ごぼう))をあえたもので、要するに、細切りにした茄子と牛蒡の酢のもの。

 これがもう、七夕の日になると、来た客のほとんど全員が注文する名物になっているのだから、分からないものだ。

 さて今週は七夕賞だが、このレースにおける頭文字ス・ナ・ゴの成績はというと、スはスイジン1着、ナはナスノチグサ3着で馬券の対象になっている。ところが、ゴの字だけは、一度も馬券圏内に入ったことがない。

 ところが今年の七夕賞は、頭文字がゴの7(・)歳馬ゴールドサーベラスに、藤田菜七(・)子騎手がまたがって、7(・)月7(・)日の七(・)夕賞に出走というニュースが。まさに七だらけ。藤田騎手と初コンビを組んだ前走(谷川岳S4着)で上がり32秒9という強烈な末脚を披露しており、あっといわせるかも。(競馬コラムニスト)

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