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八村1巡目指名、次代に大きな刺激

 ドリブルで切り込むゴンザガ大の八村塁(左)=3月、アナハイム(USA TODAY・ロイター=共同)
 ドリブルで切り込むゴンザガ大の八村塁(左)=3月、アナハイム(USA TODAY・ロイター=共同)

 日本のバスケット界に新たな歴史が刻まれた。八村塁が米メディアの事前予想を上回る全体9位の高評価で、米プロバスケットボールNBAウィザーズから日本人初のドラフト1巡目指名を受けた。昨年グリズリーズでプレーした渡辺雄太に続き、2季連続で日本からNBAプレーヤーが誕生することになる。

 それまでNBAを経験した日本人は2004年にサンズで4試合に出場した田臥勇太(栃木)のみ。06年世界選手権(現ワールドカップ=W杯)開催を日本代表強化につなげられず、14年には国際連盟から資格停止処分も受けた日本協会の混迷もあり、バスケットは本場の米国や欧州で活躍する選手の増えた野球やサッカーに大きく水をあけられた。ただ再建を託された川淵三郎氏の下で改革が進み、16年には国内2リーグを統合したBリーグが開幕して競技力は徐々に向上。今年は代表が21年ぶりとなる自力でのW杯出場を勝ち取り、その成果も考慮されて開催国枠での20年東京五輪出場も認められた。

 203センチの八村、206センチの渡辺は恵まれた体格に加え、猛勉強で英語を習得することで米国の大学経由でNBA入りする道筋も示した。次代を担う若手への訴求力は大きく、大型ガードとして期待される20歳のテーブス海(ノースカロライナ大ウィルミントン)は「小さい枠だが、いつかその立場に立ちたい」とNBA入りに意欲を示す。日本協会の東野智弥技術委員長は「子供たちの目標値が完全に上がった。日本のバスケ自体が次のステージに上がったことの表れ」と八村の快挙を喜んだ。

 (奥村信哉)

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