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【伯仲 東京五輪代表争い】レスリング(上)2人の五輪女王、誇り懸け激突 女子57キロ級伊調と川井梨 

 伊調にとっては、いうまでもなく空前絶後の五輪5連覇。リオ五輪後マットから離れていた昨年2月、日本協会の強化本部長だった栄和人(さかえ・かずひと)氏によるパワハラ問題が表面化した。たくさんの人に支えられ、夢が自分一人だけのものではないことを痛感した。「自分がマットに上がることを喜んでくれる人がいる。恩返ししたいし、もっと強い自分を見せたい」

 一方の川井梨は妹の友香子(至学館大)と2人で五輪に出ることを目指している。このため体格が似ている2人で相談し、伸び盛りの妹は減量に苦しまないようそのまま62キロ級で、姉は階級を下げて挑むことになった。もちろん、そこに伊調という大きな壁が立ちはだかるのは承知の上だ。

 ■ ■ ■ 

 2人は13日に開幕する全日本選抜選手権でも、再び57キロ級にエントリーした。伊調は優勝すれば世界選手権代表に決まり、東京五輪へ大きく近づく。川井梨が逆転するには、ここで優勝して伊調とのプレーオフに持ち込まねばならない。

 代表争いを一歩リードする伊調だが、日本協会の笹山秀雄女子強化委員長は「腰の位置が高いのが課題」と、まだトップフォームに戻っていないとみる。実際、4月に中国・西安で行われたアジア選手権では、準決勝で北朝鮮選手のタックルをまともに受けて敗れた。

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