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【大学の力】「疾風に勁草を知る」Qちゃんの教え胸に 大阪学院大陸上部強さの秘密

 高橋さんは県岐阜商高から大阪学院大に進学。大学時代は決して全国区の選手ではなかったが、実業団に進んだ後も指導者だった故・小出義雄さんとの二人三脚で人一倍の練習量をこなし、五輪金メダリストへの階段を上がっていた。

 そんな高橋さんの座右の銘の一つが「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉だ。金メダルという大輪の花を咲かせることができたのは、地道な練習の積み重ねがあってこそ。弘監督も日々の練習の中で、高橋さんの言葉を引用しながら学生を叱咤(しった)激励することがある。

 高橋さん自身、母校の入学式には毎年のように特任教授として出席し、陸上競技部の選手の前で直接、自らの体験を話す機会を設けている。駅伝の大会でも母校の後輩に声をかけることは多い。若い選手にとって何よりの励みだ。

 高橋さんの座右の銘には「疾風に勁草(けいそう)を知る」という言葉もあり、困難に直面したときにこそ意志の強さが分かるという例え。シドニー五輪前年の1999年には足の故障で世界選手権を欠場したが、目標を見失うことなく、小出さんとの練習を再開し、金メダルに結びつけた。また、「丸い月も一夜だけ」という言葉には、勝っても喜べるのはその日だけであり、練習を継続していくことの大切さが込められている。

 現役の選手たちは高橋さんの言葉を胸に刻みつつ、「立派なグラウンドも造ってもらったので、結果で恩返しがしたい」と決意を新たにしている。チームの目標は、全日本大学女子駅伝で頂点に立つこと。「心・技・体」の充実が選手を強く、たくましくしていく。

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