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クライミング人気、急上昇 愛好者60万人 東京五輪も後押し

複合ジャパンカップで、女子予選1位で決勝に進んだ野中生萌=石鎚クライミングパークSAIJO
複合ジャパンカップで、女子予選1位で決勝に進んだ野中生萌=石鎚クライミングパークSAIJO
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 日本でスポーツクライミングの人気が急上昇している。気軽に楽しむことができるジムの数は10年間で約5倍に急増。競技人口(愛好者)も推定約60万人に上る。2016年に東京五輪の追加種目になったことに加え、各大会での選手たちの活躍が人気を後押ししているようだ。

 目の前に立ちはだかる“壁”を軽やかに登っていく。ゴールで笑顔を浮かべ、Vサインする小学5年生の男子-。千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」にあるクライミングジムの光景だ。

 日本山岳・スポーツクライミング協会によると、08年に全国96カ所だったジムの数は約10年で476カ所に急増。各地のフィットネスクラブでもクライミングを導入するなど人気は右肩上がりだ。

 体と頭を使ってルートを攻略する「達成感」にはまる人が多い。同協会の尾形好雄専務理事は「親が子にさせるのではなく、子が『やりたい』と言って親や祖父母を連れてくる」と指摘。運動不足解消に親など引率者自身が始めるケースも目立ち、初対面でも自然と声を掛け合える異空間が心をつかむ。

 企業も熱いまなざしを向ける。16年4月に協会とスポンサー契約を結んだ三井不動産は、自らが運営する「ららぽーと」など大型商業施設にジムを入れたり、トップ選手を講師とする体験会などを開催。広報担当者は「(クライミングとららぽーとは)幅広い年齢層に人気という点で相性が良く、スポーツを通じての街づくりにつながっている」と話す。

 クライミングが五輪競技になったことで、人気に拍車が掛かるのは間違いない。日本オリンピック委員会(JOC)は、選手への強化費を五輪競技決定前からの約10倍に増やし、選手らの渡航費や滞在費を負担するなど積極支援。日本代表は東京五輪で「金メダルを含む複数のメダル獲得」を目指している。

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