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貴景勝休場、賢明な判断 7月に再起を

貴景勝の休場について取材に応じる千賀ノ浦親方 =16日、東京都台東区(撮影・菊本和人)
貴景勝の休場について取材に応じる千賀ノ浦親方 =16日、東京都台東区(撮影・菊本和人)

 大相撲の東大関貴景勝が16日、日本相撲協会に「右膝関節内側側副靱帯損傷にて、今後約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。

 師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)によると、貴景勝は「投げにいったときにグリッと音がした」と話しているという。本来突き押しで勝負を決める力士が、この一番は珍しくもろ差しになった。不慣れな取り口がけがにつながった可能性もある。

 貴景勝の代名詞である突き押しは強靱(きょうじん)な下半身があってこそ。出足の鋭さ、前傾でも倒れない足腰が不可欠だ。千賀ノ浦親方は「(貴景勝は)下半身から押していく相撲だから、ゆっくり時間をかけて治してほしい」と思いやった。

 けがをおして土俵に上がり、致命傷となった力士は多い。元横綱稀勢の里(荒磯親方)は左肩から胸部を痛め、無理して出場を重ねて引退に追い込まれた。新大関という立場で休場するのは苦渋の決断だが、将来を考えると賢明な判断だろう。

 同様に新大関の場所を休場した藤島親方(元大関武双山)は「ショックもあるだろうが、来場所に向けて落ち込んでいる場合ではない。けがしないように基本をみっちりやるしかない」と語る。師匠に今場所再出場させる考えはなく、かど番として迎える7月の名古屋場所で再起をかける。(浜田慎太郎)

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