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播戸が「カツ」…「大阪ダービー」で「魂」見せろ

播戸竜二氏
播戸竜二氏
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 「僕の中では、日本一のダービーなんですよ。それなのに、この順位はちょっと…。OBとして『カツ!』です」-。両チームでプレーした経験のある元日本代表FW、播戸(ばんど)竜二(39)はそう言って、今季の成績に“ダメ出し”した。16位のG大阪と10位のC大阪が対戦する令和初の大阪ダービーが18日、パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)で開かれる。新時代の大阪決戦を前に、播戸にダービーの魅力を聞いた。

 昨季限りで琉球を退団した播戸は現在、イベントや講演、メディア出演を通じ、サッカーやJリーグの魅力を発信し続けている。

 播戸が初めて大阪ダービーに出場したのは1999年5月15日。プロ2年目のシーズンだった。「観客も8千人あまり。ダービー熱はそんなに高くなかった」と振り返る。しかし、札幌、神戸を経て2006年にG大阪に戻ってきたときには様変わりしていた。

 同年3月12日に長居スタジアム(現ヤンマースタジアム長居)で行われたダービーの観客数は3万561人。前年にG大阪が初タイトルを獲得し、C大阪も優勝争いしたことで、注目度が高かった。「チームメートからすごいよと聞いていた。サポーター同士があおり合っていた」という播戸は「欧州のサッカーが好きで、同じ街のチームがプライドをかけて戦う姿にあこがれていた。日本もだんだんそうなってきたんだと、うれしかった」。自身も同年9月9日のダービーで2ゴール。乗りに乗って日本代表入りも果たした。「リーグ連覇を狙っていたし、負けられない気持ちがあった」と思い出に浸った。

 契約満了を迎えた播戸は09年オフにJ2から復帰したばかりのC大阪に移籍。10年3月14日にはC大阪の一員としてダービーを迎えた。そこで、C大阪のサポーターが温かく迎えてくれたことがうれしかった。

 「僕以外にも両チームでプレーした選手はいる。そういう複雑な移籍もダービーの歴史や伝統をつくっていくもの」と播戸。その上で、令和初の決戦に出場する両チームの選手に、こんな注文をつけた。

 「サポーターの熱い思いをくんで、ダービーだけは負けられないというファイトに期待したい。プロというのは、応援してくれる人の思いを背負って戦うもの。背負える選手はうらやましい。戦う気持ちであったり、魂であったり、そういうものを一番見たい」

 そして、付け加えた。「両チームとも強くなって、Jリーグで優勝争いをしていなくちゃいけない。アジア・チャンピオンズリーグに出場し、アジア王者を決めるぐらいのダービーになってほしい」。今回の大阪対決を浮上のきっかけにできるのは、どちらのチームか…。意地と誇りがぶつかり合う試合は、午後7時キックオフ予定。

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