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打倒中国なるか、張本らに期待 卓球の世界選手権個人戦21日開幕

張本智和
張本智和

 2年に1度開かれる卓球の世界選手権個人戦が21日、ブダペストで開幕する。男子シングルスは張本智和(木下グループ)に日本勢40年ぶりのメダル獲得の期待が懸かるが、立ちはだかるのは7大会連続で金メダルを独占してきた中国勢。女子シングルスも、伊藤美誠(みま)(スターツ)や石川佳純(かすみ)(全農)らが2020年東京五輪で最大のライバルとなる中国勢を攻略できるかが注目される。

 張本は昨年12月のグランドファイナルで、現在世界ランキング3位の中国の新星、林(りん)高遠(こうえん)を破って最年少優勝を飾った。しかし、今月のアジア・カップでは1次リーグでリオデジャネイロ五輪男子シングルス王者の馬(ば)竜(りゅう)に、準決勝では世界ランク1位の樊(はん)振東(しんとう)にいずれも完敗。中国勢が張本対策として、得意技のバックハンドレシーブ、チキータを封じてきたことが敗因の一つだった。男子の倉嶋監督は「張本にフォアでレシーブさせようという意図のサーブを出され、冷静に対処できなかった」と振り返る。

 張本は右手薬指の腱鞘炎(けんしょうえん)のため混合ダブルスの出場を取りやめ、シングルスとダブルスの2種目で臨む。利き手のけがの影響がどれだけ出るか。

 女子は伊藤が打倒中国の筆頭候補だ。昨年11月のスウェーデン・オープンでは、準々決勝で世界選手権5大会連続メダルの劉(りゅう)詩●(=雨かんむりに文の旧字体)(しぶん)、準決勝でリオ五輪女王の丁(てい)寧(ねい)、決勝で世界ランク2位の朱(しゅ)雨玲(うれい)をなで切りにした。ただシングルス、ダブルス、混合ダブルスの3種目に出場するため、体力面に懸念が残る。同様に3種目に出場した3月のカタール・オープンでは1日に5試合をこなし、「頭がぼーっとして体も動かなかった」という。

 石川はアジア杯で3位に入ったものの、準決勝で世界ランク3位の陳(ちん)夢(む)に敗れた。女子の馬場監督は「厳しい、難しいボールが来たときにどのように対処するか。競ったときにどのような技術を選択するかが大事になる」と対中国戦をにらむ。(岡野祐己)

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