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大げさすぎ? 矢野阪神やたらとガッツポーズの秘密

 矢野燿大(あきひろ)新監督の下、昨季セ・リーグ最下位からの巻き返しを図る今季の阪神。歯車はまだしっかりとかみ合っていないが、チームの得点時に監督や選手らが派手にガッツポーズをして喜ぶ姿が際立っている。ベンチと選手が一体となって士気を高めるために行う新たな「セレブレーション」(祝福儀式)の試みだ。

適時三塁打を放ちガッツポーズする阪神の近本=京セラドーム
適時三塁打を放ちガッツポーズする阪神の近本=京セラドーム
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 今季の阪神では、適時打を打つなどした選手が、ベース上でベンチに向けて両拳を高く上げ、チームメートとガッツポーズの交歓をするシーンが見られる。

 矢野監督によると、このパフォーマンスは、今季から就任した清水雅治ヘッドコーチの発案。3月に行われた野球日本代表・侍ジャパンの強化試合にコーチとして派遣されていた清水ヘッドが、対戦相手のメキシコ代表の選手が安打を放つたびに塁上からベンチに向けてガッツポーズをしていたのに目をつけ、矢野監督に導入を提案。チームとして「どんどんガッツポーズをして喜ぼう」と号令をかけたという。

 似た例としては、ロッテの選手が安打を打つとスタンドのファンが選手の名前をコールし、選手がベース上で手を挙げて応えるやりとりが定着している。だが、安打を打った選手が塁上でガッツポーズをして仲間と喜び合う阪神のようなケースは珍しい。

 一方、米大リーグでは、「アンリトンルール」と呼ばれる不文律があり、相手を侮辱する可能性があるガッツポーズはご法度だ。だが、エンゼルスの大谷翔平が昨年4月、本拠地アナハイムのインディアンス戦でメジャー初となるホームランを記録した際、ベンチの仲間からしばらく無視される「サイレント・トリートメント」を受けるなど形を変えた祝福の儀式がある。

 日本のプロ野球はもともとそうした行為に寛容で、近年は本塁打を打った選手が、大げさなアクションやポーズを決めて観客を楽しませるパフォーマンスが増えてきた。

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