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紀平がSP世界最高「びっくりした」 世界国別対抗フィギュア

フィギュアスケートの世界国別対抗戦で女子SPの演技を終え、ガッツポーズする紀平梨花。世界最高得点をマークして1位となった=11日、マリンメッセ福岡
フィギュアスケートの世界国別対抗戦で女子SPの演技を終え、ガッツポーズする紀平梨花。世界最高得点をマークして1位となった=11日、マリンメッセ福岡
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 自身が持つSPの世界最高を更新する83・97点に会場がどよめいた。演技後に両手でガッツポーズを繰り出した紀平本人も「びっくりした」という高得点。原動力は、冒頭の大技成功だった。

 きれいな弧を描いた代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。シニア1年目の今季はここまで国内外の9大会に出場し、SPでの成功がわずか2本だけと、浮沈の鍵を握っていた。

 3月の世界選手権後は大阪などでアイスショーに出演。ショーでは跳ばないトリプルアクセルの練習は1日2~3本にとどめ、調整を本格化させたのは大会直前だった。それでも、「(助走の)カーブでここというところを見つけた」と公式練習から確率良く跳んで好感触だった。

 シーズンを通して調整に苦しんだスケート靴は革が硬いタイプに新調した。アイスショーで損傷が激しかった右靴だけ数日前に再び新品に交換。両足首部分をテープでグルグルに巻いてフィットさせた。SP直前の6分間練習では巻き方が緩くて2度も転倒したが、演技本番までにいったん靴を脱ぎ、強く巻き直してピンチを脱した。

 「ジャンプに集中してきた」という練習の成果を見せつけ、2連続3回転ジャンプ、両手を挙げた3回転ルッツもきれいに成功。シーズン最終戦を「笑顔で終えたい」と語っていた16歳が最高のスタートを切った。(田中充)

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