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日本にバスケ五輪開催国枠付与、男子代表の躍進が後押し

2月、バスケットボール男子W杯2次予選でカタールに勝利し、W杯出場を決め喜ぶ日本代表=ドーハ(共同)
2月、バスケットボール男子W杯2次予選でカタールに勝利し、W杯出場を決め喜ぶ日本代表=ドーハ(共同)
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 国際バスケットボール連盟(FIBA)が、2020年東京五輪の開催国枠を男女とも日本に付与することを決めた。最大の懸案は1976年モントリオール大会を最後に五輪から遠ざかっていた男子代表の強化だった。今夏に中国で開かれるワールドカップ(W杯)出場権を21年ぶりに自力で獲得した実績が大きな後押しとなった。

 男子代表の低迷は、FIBAがガバナンス(組織統治)能力の欠如などを理由に日本協会の資格停止に踏み切った2014年にも問題視された。サッカーJリーグの生みの親でもある川淵三郎氏の下で日本協会の改革が進み、15年8月に処分が解除されても、FIBAは開催国枠付与に慎重な姿勢を崩さなかった。

 日本協会はW杯出場という実績を残すため、12年ロンドン五輪でアルゼンチンを4強に導いたフリオ・ラマス監督を招(しょう)聘(へい)した。

 17年11月に始まったW杯予選は開幕4連敗。崖っぷちに追い込まれたが、元NBA選手のファジーカス・ニック(川崎)の帰化や八村塁(ゴンザガ大)、グリズリーズで米プロNBAデビューした渡辺雄太らの台頭もあり、チームは8連勝と巻き返した。

 16年リオデジャネイロ五輪4強の豪州やイランなど強豪を破ったことで風向きは変わり、昨年12月には来日したFIBAのインゴ・バイス理事が開催国枠付与に前向きな発言をしていた。

 「4連敗したときはさすがに『う~ん』となったが、神様は見放さなかった」と日本協会の大河正明副会長。「夜明け」を意味する「暁」を用いた日本代表の愛称「アカツキファイブ」を引き合いに「ついに日が昇った感じがする」と感慨深げに話した。(奥村信哉)

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