PR

スポーツ スポーツ

【思ふことあり】スポーツジャーナリスト・増田明美 個性発揮に交流を生かす

発表された東京2020パラリンピックの聖火リレートーチ=25日、東京都港区(飯田英男撮影)
発表された東京2020パラリンピックの聖火リレートーチ=25日、東京都港区(飯田英男撮影)

 ちょうど1年後の今日、3月26日に、福島県双葉郡楢葉町のサッカー施設「Jヴィレッジ」から東京オリンピックの聖火リレーがスタートする。震災や原発事故、風評被害などを乗り越えて前に進む福島は五輪の出発点にふさわしいと思う。五輪マラソン銅メダリスト、円谷幸吉さんの故郷でもある。

 先日、桜の花をモチーフにした聖火リレーのトーチが発表された。本体の一部に東日本大震災で建てられた仮設住宅のアルミサッシを再利用。復興への思いを込めて、全国47都道府県を回る。

 マラソン大会で出会った76歳の女性が「100メートルでもいいから走らせてくれないかしら」と言っていた。おばあちゃんのような人は多いと思う。おばあちゃん、聖火ランナーになることを目標に筋力トレーニングに励んでいるらしい。

                 □   □

 そして、1964年の聖火リレーの思い出を多くの人が熱く語っている。新聞で知ったことだが、落語家の三遊亭小遊三さんは当時、山梨県の県立高校で卓球部の主将をしていて、聖火リレーに参加したそうだ。

 茨城県北部の里美村(現・常陸太田市)では、聖火リレーが近くを通らないので、村の記念事業として「聖火リレー駅伝」を行った。これは、2017年の上期に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の中で描かれ、私も体育教師の役で聖火を持って走った。当時の村長の発案だったそうだが、企画力、行動力に感動した。「聖火リレーが来ないなら、自分たちでやる!」というわけだ。

 55年前に比べて商標などの使用が厳しく制限されているため、勝手に「オリンピック記念聖火リレー」を行うことはできない。でも、工夫次第だと思う。例えば、たいまつを掲げて「2020年〇〇町たいまつリレー」。桜をモチーフにしたバトンを持って「町内一周、桜のバトンリレー」など、考えるだけでも面白い。皆で盛り上がろう!

                 □   □

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ