PR

スポーツ スポーツ

羽生、執念の冒頭4回転ループ成功

男子フリーの演技を終え、ガッツポーズする羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ
男子フリーの演技を終え、ガッツポーズする羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ
その他の写真を見る(1/4枚)

 フィギュアスケートの世界選手権で、羽生結弦(ANA)が日本勢最高の2位に入った。

 首位のチェンとの点差は12.53点差。大逆転にはフリーで一つのミスも絶対に許されなかった。「Origin」の音楽に乗り、羽生が挑んだ演技冒頭の4回転ループ。きれいな着氷が決まり、会場も沸いた。

 「跳ばないといけない使命感がある」。自らが史上初めて成功させた4回転ループについて、開幕前の会見でこうこだわりをみせた。今回と同様、秋に右足首負傷後、復活の金メダルを獲得した昨年2月の平昌五輪よりも1カ月遅い今大会。4回転が五輪と同じサルコー、トーループの2種類の構成では納得せず、ループを加えた負傷前の3種類の構成に戻して臨んだ。

 午前中に行われた最後の公式練習は他のジャンプはほとん跳ばず、何度も演技の最初からループまでの流れを確認。しかし、曲をかけた場面も含めて途中で抜けたり、転倒や着氷の乱れが続いた。最後の着氷も不満を残し、40分間の練習は時間切れ。整氷が始まったリンクの横で、コーチらと映像を確認しながら、体の動きを交えてイメージトレーニングを続けた。異例の居残りは約8分にもおよんだ。

 執念を実らせた本番での一発成功。その後も大きなミスなく、演じ切った。初の世界王者になった5年前と同じ会場で行われた日本開催の大舞台で、絶対王者が勝負強さを発揮した。(田中充)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ