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紀平梨花は“鬼門”のSPで7位と出遅れ 3回転半不発

演技する紀平梨花=20日、さいたまスーパーアリーナ
演技する紀平梨花=20日、さいたまスーパーアリーナ
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 演技を終えた紀平梨花は胸の前で両手を合わせて、無念そうな表情を浮かべた。初出場の大舞台でSP7位と出遅れた。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半でほどけた瞬間、観客からも声がもれた。得点源を失い、スコアは伸びなかった。

 大会の鍵を握るポイントを「SPですべてのジャンプを跳ぶこと」と語っていた。今季、6戦負けなしの国際大会で、SPのミスがなかったのはグランプリ(GP)ファイナルのみ。フリーでの巻き返しが“頼み綱”になっていた。

 念頭にあったのは大技の成功。直前の6分間練習では連続して着氷したが、本人は「感覚に少しズレがあった。もっと確認すべきだった」と微調整の失敗を悔やんだ。

 スケート靴が合わない不安もあった。母の実香さんは「こっちに来てからも、エッジ(刃)の位置をミリ単位で調整していた。今季の大会で一番苦しんでいる」と打ち明けていた。

 22日のフリーまで中1日。海外メディアからも“勝ちパターン”への自信を問われた。「とにかくやるしかない」。16歳は必死に前を向いた。(田中充)

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