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白鵬が横綱の意地 貴景勝下し全勝キープ 大相撲春場所

大相撲三月場所11日目 白鵬は上手投げで貴景勝を下す=20日、エディオンアリーナ大阪(沢野貴信撮影) 
大相撲三月場所11日目 白鵬は上手投げで貴景勝を下す=20日、エディオンアリーナ大阪(沢野貴信撮影) 
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 火花が激しくぶつかり合った。11年以上最高位を務めてきた白鵬と大関を目指す新鋭・貴景勝の結びの一番。大相撲の将来を占うような一戦は横綱の意地が上回った。

 白鵬は立ち合い、右腕でかち上げた。ひるまずに突き押しで前に出てくる貴景勝に対し、張り手やいなしを織り交ぜながら、まわしをとる機会を探り続けた。最後は土俵際まで下がりながら相手を組み止めると、豪快な左上手投げ。「間を取りながらじっくり見ていった感じ」と冷静さを忘れなかった。

 土俵下で見守った阿武松審判長(元関脇益荒雄)は「白鵬の気迫を感じた。押されても押されても、まわしをとることに集中していた」と横綱の執念をたたえた。

 貴景勝は先場所敗れた相手。実力を認めるからこそ、場所前は22歳のもとへ出稽古に行き、何度も土俵にたたきつけた。この日の取組後も「ちょっと邪魔してやろうかな」とにんまり。いつまでも若手の壁であり続けようとしている。

 ただ一人の勝ちっ放し。「今日は今日。明日は明日」と浮かれた様子はない。高まる「世代交代」という声をかき消しながら、42度目の優勝へと突き進む。(浜田慎太郎)

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