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けがで引退イヤ、続行決意 バレー・栗原恵インタビュー(1)

同世代が次々と引退していく中、栗原恵さんは現役選手を続けている=兵庫県西宮市(鳥越瑞絵撮影)
同世代が次々と引退していく中、栗原恵さんは現役選手を続けている=兵庫県西宮市(鳥越瑞絵撮影)

 「プリンセス・メグ」の愛称で親しまれ、バレーボール全日本女子のエースとして人気を牽引(けんいん)した栗原恵選手(34)。度重なるけがに苦しみ、昨年は現役引退も考えたが、兵庫県西宮市に本拠を置くJTでの競技続行を決断した。全日本で「メグカナ」コンビを組んだ大山加奈さんら同世代の選手たちが引退していく中、いまなお第一線でコートに立ち続ける。

 --昨年2月に日立を退団。現役引退も頭にあったそうですね

 栗原 8割方、引退を考えていました。バレーでいろんな経験をさせてもらい、コートに置いてきたものはないな、というぐらい充実した時間を過ごしてきたので、現役をやめても後悔はないと思っていました。

 --なぜ続行を決めたのですか

 栗原 両親のすすめもあり、移籍希望で待つことにしました。でも、どこからも話はないだろうという気持ちがあったり、話が来たところでまた気持ちが前に向くのかなという思いもあったりしました。そんな中で昨年5月頃、ともさん(JTの吉原知子監督)から直接話がしたいと連絡をいただき、お会いしました。

 --その場ですぐに入団を決断されたのですか

 栗原 期限ぎりぎりまで考えさせてくださいと言いました。ともさんとは(2004年)アテネ五輪でも一緒にプレーさせていただき、選手としても監督としてもすごくストイックな方という印象がありました。入団にあたっては、大きな覚悟を持ってやらないといけないと感じました。

 --何が入団の決め手となったのですか

 栗原 ずっとけがに苦しめられてきたので、けがで引退というネガティブな形では終わりたくなかったんです。ともさんから「まだ上を目指せる」という言葉をいただき、選手生活を長く続けられたともさんが見てきた景色の中で私が知らない部分もあるのかなと思い、入団を決めました。

 --アテネ五輪のときのバレー全日本女子の主将は吉原監督でした。特別な存在ですか

 栗原 私を若い頃から知ってくださっているので、一緒にやろうと声を掛けてもらえたのは本当に幸せなことです。

 --チームの本拠地、西宮市の住み心地はいかがですか

 栗原 西宮は都会ですね。試合会場へのアクセスも便利ですし、快適に過ごしています。

 --関西人の印象を聞かせてください

 栗原 温かいです。「メグちゃん」と声を掛けてもらったときは「あれ、知り合いだったっけ」と一瞬考えました(笑)。一緒に写真を撮ってくれますかと声を掛けていただくこともあります。親しみを持って応援してくださっているので、うれしいです。

(聞き手 岡野祐己)

 (プロフィル)くりはら・めぐみ 昭和59年7月31日、広島県江田島市(旧能美町)出身。小学4年でバレーを始め、中学2年のときに姫路市立大津中(兵庫)にバレー留学。三田尻女高(現誠英高・山口)からNEC入団。パイオニアやロシア、岡山シーガルズ、日立でもプレーし平成30年にJT加入。2004年アテネ、08年北京両五輪に出場。座右の銘「凜(りん)と」。身長187センチ、最高到達点307センチ。JTマーヴェラスの公式Twitterアカウント(@Marvelous_JT)

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