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【虎番疾風録第2章】(50)強運「岡田くじ」的中

 ドラフト会議の数カ月前のことである。岡田は西武グループの総帥・堤義明から食事会に招かれた。その席には各大学の有望選手たちも招かれていた。そして堤が岡田にこう声をかけた。

 「岡田君、君の希望は阪神タイガースと聞いているが、もし、希望する球団から指名されなかったら、ウチに来てくれないか。支度金として1億円を用意している」

 堤のいう「ウチ」とは社会人野球チームの「プリンスホテル」。しかも1億円の支度金を出すという。当時、阪神が岡田へ支払った契約金は6千万円、年俸420万円(推定)。アマ野球では考えられない金額だ。ところが、岡田は「すみません。きっとボクは阪神に当たると思います。この手のくじ運はものすごく強いんですよ」と宣言したという。

 なんか根拠でもあったんか?と尋ねると「そんなもん、あるわけないやん」と大笑い。いやはや“大物”である。

=敬称略 (田所龍一)

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