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白鵬、絶体絶命のピンチから逆転 47度目のストレート給金に「気持ちいいもんだね」

白鵬(左)が小手投げで栃煌山を下す=17日、エディオンアリーナ大阪
白鵬(左)が小手投げで栃煌山を下す=17日、エディオンアリーナ大阪

 いなされ、背後を取られた。絶体絶命のピンチに陥った白鵬は勝負を捨てなかった。後ろから押し込んでくる栃煌山の右腕をとると、土俵際で捨て身の小手投げを繰り出した。「冷静に体勢を直し、振り返って、みたいな感じ」。相手を土俵下に転がすと、しばらく苦笑いを浮かべた。

 負けそうで負けない。どんな不利な体勢からでも逆転できる運動神経を武器に、白星を積み重ねてきた。土俵下で見守った阿武松審判長(元関脇益荒雄)は「あの対応力はすごい。後ろに回られても諦めない。この集中力を保てるなら、(今後も)勝てる」と、感嘆の言葉を並べた。

 8連勝。ストレート給金は1月の初場所に続き47度目で、自身の持つ最多記録を更新し続けている。「気持ちいいもんだね」と、涼しい顔で言った。前人未到の領域をさらに先へ進んでいる。

 11日に34歳の誕生日を迎えた。気付けば幕内全力士の中で初土俵が最も古くなった。最近は「私が幕内で一番の先輩。引っ張っていかないと」とよく口にする。その言葉通り、確かに土俵の上で存在感を放っている。

 この日は全勝で並んでいた平幕逸ノ城が敗れ、中日で早くも単独トップに立った。「あと一週間、まあ引っ張っていくだけです」。3場所ぶり42度目の優勝を、視界にはっきりと捉えている。(浜田慎太郎)

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