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高安「辛抱して」粘り勝ち 荒磯親方の前で1敗守る

【大相撲三月場所】7日目 ○高安(おくりだし)北勝富士× 取組み途中=エディオンアリーナ大阪(中島信生撮影)
【大相撲三月場所】7日目 ○高安(おくりだし)北勝富士× 取組み途中=エディオンアリーナ大阪(中島信生撮影)
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 耐えた。高安は新小結・北勝富士の強いおっつけ、のど輪を受け、まわしに手が届かなかった。土俵際まで押し込まれた場面は、何とか重い足腰で踏んばった。最後は右からすくって相手の体勢を崩し、送り出した。33秒5の熱戦を制し、「辛抱して、辛抱して。勝ちにいかなかったのが良かった」とうなずいた。

 上位陣の中でも屈指の稽古量を誇る。場所前の二所ノ関一門連合稽古では伸び盛りの貴景勝、阿武咲と2日間で計22番とった。自身の田子ノ浦部屋では、今年1月の初場所中に引退した荒磯親方(元横綱稀勢の里)に胸を借り、計100番以上相撲をとってきた。「恩返しする意味で結果を出さないと」。二人三脚で稽古してくれた荒磯親方のためにも、気合十分で土俵に上がっている。

 荒磯親方はこの日、引退後初めてNHK大相撲中継の解説を務めた。打ち出し後に応じた取材では、「緊張したよ」と苦笑した後、弟弟子の高安を「粘りと圧力がある相手に我慢して勝った。自信にしていい。あれが大関、横綱の相撲」と絶賛した。

 全勝の白鵬は万全の相撲を続けている。高安は1敗で食らいついていく必要がある。「明日も負けない相撲をとりたい。我慢して、辛抱強い相撲をとりたい」。悲願の初優勝へ。土俵を沸かせてきた兄弟子のように、懸命に相撲を取り続ける。(浜田慎太郎)

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