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【虎番疾風録第2章】(45)これが「夢の球宴」…ミスターにほれた

掲載された筆者の「え・文」
掲載された筆者の「え・文」

 7月21日から大阪-ナゴヤ-神宮球場で行われた「オールスターゲーム」。まるで雲の上を歩いているような…これが初めての“夢の球宴”を取材した1年生記者の感想である。

 デスクに命じられたのは、両軍ベンチの「おもしろ話」を探すこと。当時は記者も試合中、ベンチの中を自由に覗(のぞ)くことができたし、裏で話を聞くこともできた。まさにスター選手への“夢の大接近”である。

 福本(阪急)が走る。小林(阪神)が投げる。江夏(広島)が田淵(西武)を空振りの三振に切ってとる。王(巨人)がベンチの中央にドッカと腰を掛ければ、その横には背番号「90」の巨人・長嶋監督。柏原(日本ハム)、有藤(ロッテ)…どこを向いてもスター選手ばかり。

 第1戦の試合前のパ・リーグベンチ。スタメンの交換をうっかり忘れた梶本監督(阪急)があわててベンチを出ようとすると、コーチで参加している西本監督(近鉄)が「梶本総監督! スタメンならコーチの私がお届けしますがな」とニヤリ。みるみる梶本監督の顔が赤くなった。「西本さんにああ言われたら…。やりにくいなぁ」。前期、近鉄をさんざん苦しめた阪急への“御大”ならではのチクチク攻撃だ。

 セ・リーグベンチの主役はもちろん長嶋監督。第2戦、試合前の「ホームラン競争」でのこと。セの代表は掛布(阪神)、山本浩(広島)、大島(中日)の3大砲。2本、3本と豪快に飛び出すホームラン。

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