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「岩手県勢が頑張る日に」小林陵が大震災節目に快挙

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W杯ジャンプ男子で個人総合優勝を決め、笑顔で取材に応じる小林陵侑=オスロ(共同)
W杯ジャンプ男子で個人総合優勝を決め、笑顔で取材に応じる小林陵侑=オスロ(共同)

 ノルディックスキー・ジャンプ男子のワールドカップ(W杯)で10日、小林陵侑選手(22)=土屋ホーム=が欧州以外の選手で史上初めて個人総合王者に輝いた。東日本大震災から8年の節目に快挙を達成した岩手県出身のエースは「(総合優勝の)うれしいニュースと悲しい(記憶)が重なってしまうが、これから岩手県勢が頑張っていくぞという日にしてほしい」と被災した地元への思いを口にした。

 震災当日は全日本ジュニア選手権のため新潟県に滞在していた。まだ中学2年生だった小林陵選手は「とにかくホテルがすごく揺れたのは覚えている」と言う。それから世界に羽ばたいて、歴史に足跡を残し「8年前を思い出した。すごく成長したと思う」と神妙な表情で話した。

 ジャンプ発祥の地と呼ばれるオスロのホルメンコーレンには2万人近い観衆が集まり、日の丸を振って応援するファンの姿もあった。(共同)

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