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【東京マラソン・選手紹介(下)】中村匠吾(26) 自信の3戦目、四強に「強いところ見せる」

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 男子マラソン界では今、「四強」「四天王」という単語をよく耳にする。日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)、ジャカルタ・アジア大会金メダリストの井上大仁(MHPS)、福岡国際覇者の服部勇馬(トヨタ自動車)の4人のことだ。2020年東京五輪代表に近い存在だと目されている。

 東京マラソンでは、ここに割って入って来る選手が現れるかもしれない。最有力候補は中村匠吾(富士通)だ。五輪切符を争うMGC(マラソングラウンドチャンピオンシップ)を半年後に控え、本人も「ここで強い所を見せることが大事」と意欲を隠さない。

 初マラソンだった昨年3月のびわ湖毎日でMGC出場権を獲得すると、同年9月のベルリンは2時間8分16秒と自己記録を更新し、日本人トップの4位に食い込んだ。

 今回の東京マラソンに向けては、1月に鹿児島県徳之島などで月間約1000キロ走り込み、2月は米アルバカーキで3週間に及ぶ高地合宿を行ってスピードの切れを磨いてきた。「成長を感じている。ようやく本当にやりたいマラソン練習ができたと思うので、自信を持ってスタートラインに立てる」という。

 実業団入りしてからも指導を仰ぐ駒大の大八木弘明監督には、大学の先輩である藤田敦史氏の元日本記録2時間6分51秒を抜くよう声を掛けられている。「やるからにはもっと上を目指していきたい」。持ち味である終盤の強さを発揮できる展開に持ち込み、順位もタイムも狙う。

 「自分の力を出し切って評価されないといけないのが3戦目。真価が問われるところだと思う」。強烈な自覚、普段通りの物静かな口調、手応えはかなりあると見える。

■なかむら・しょうご 1992年9月16日生まれ。三重県出身。三重・上野工業高―駒沢大―富士通。172㌢、55㌔。

【直近2大会】

2018年3月4日  びわ湖毎日 7位 2時間10分51秒

  18年9月16日 ベルリン  4位 2時間 8分16秒

【自己記録】

2時間8分16秒(18年ベルリン)

この連載は宝田将志が担当しました。

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