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存続危機を乗り越えた大分、J1復帰戦でアジア王者の鹿島撃破

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鹿島-大分 後半、決勝ゴールを決め、歓声に応える大分・藤本=カシマ
鹿島-大分 後半、決勝ゴールを決め、歓声に応える大分・藤本=カシマ

 試合終了のホイッスルが鳴ると、大分の選手たちは笑顔でハイタッチを繰り返した。6季ぶりとなるJ1復帰戦で昨季のアジア王者、鹿島を敵地で破った。2ゴールで勝利の立役者となった藤本は「雰囲気もめちゃくちゃよく、2点決められてよかった」と笑った。

 鮮やかな2ゴールだった。前半18分の先制点は敵陣中央の密集をワンタッチパスを交えて崩し、最後は藤本が左足を振り抜いた。同点の後半24分には、相手DFと体を入れ替えて裏へ抜けたオナイウが左サイドから中央に送ったパスを、右足で蹴り込んだ。

 長い雌伏の時を過ごしてきた。債務超過が最大約12億円に上る経営難に直面して2010年シーズンからJ2降格。13年シーズンにJ1復帰したものの、1年限りで再びJ2へ降格した。16年シーズンはJ3で過ごす憂き目にもあった。J3を戦ったクラブのJ1参戦は史上初だ。

 さまよい続けたトンネルの先に出口はあった。J3時代からチームを率いる片野坂監督は「堅守の鹿島相手に2得点は自信になる」と喜んだ。前田は「鹿島に勝って大分のサッカーに興味を持ってもらえる」とにやり。存続さえ危ぶまれたクラブの逆襲は始まったばかりだ。(奥山次郎)

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