PR

スポーツ スポーツ

現役時代のサポート、感謝の気持ちをお返し 元マラソン日本代表・加納由理さんインタビュー(4)

Messenger
2009年世界選手権に「挑戦できたのは大きかった」と振り返る加納由理さん。そのときの経験が今の活動につながっている=大阪市中央区の大阪城公園(渡辺恭晃撮影)
2009年世界選手権に「挑戦できたのは大きかった」と振り返る加納由理さん。そのときの経験が今の活動につながっている=大阪市中央区の大阪城公園(渡辺恭晃撮影)

 --2009(平成21)年の世界陸上選手権ベルリン大会にマラソンで出場しました。どんな思い出ですか

 加納 大会の1カ月前に貧血になって、絶好調ではなかったんですけど、世界選手権に向かう過程がすごく楽しかったです。でも、スタートラインに立ったときに一瞬ひるんでしまったんです。あれ、いつもと違うぞって…。

 --雰囲気にのまれた

 加納 世界選手権は8月だったので、4月にロンドン・マラソンを走って、海外でトップの選手と走る経験はしていたんです。でも、いつものようにリラックスできていない感じがしました。走り出すと、やっぱりきつくて…。ただ、世界選手権を走って何もなしでは帰れないと思ったので、大丈夫、大丈夫と言い聞かせながら走っていました。

 --結果は2時間26分57秒で7位入賞でした。ゴールしたときの達成感はありましたか

 加納 入賞は当たり前という雰囲気だったので、最低目標は“達成”したかな(笑)。

 --五輪代表にはなれませんでしたが、世界選手権で日の丸を背負ったことが一番の思い出ですか

 加納 挑戦できたのは大きかったし、親を海外に連れて行けたことは良かったと思います。ただ、引退して4年たって思うことはいろいろあります。

 --具体的には

 加納 選手としては期待に応えるためにも全力でトレーニングして、周囲への感謝も精いっぱいしていたつもりなんですけど、感謝の気持ちがちゃんと伝わっていなかったんじゃないかなって…。それが引退後の活動にもつながっていると思います。

 --平成27年に現役を引退したときは、やりきった感じでしたか

 加納 いや、32歳ぐらいから故障が多くなって疲労骨折もして、本当は最後に納得したレースをして終わりたかったんですけど、そこまで気持ちが持たなくて、復活できないまま終わってしまいました。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ