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【野球がぜんぶ教えてくれた 田尾安志】出場機会があれば選手は伸びる

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 高校を卒業してすぐに渡米していたら、2人ともメジャーに昇格できず、マイナー暮らしで終わっていたかもしれない。大リーグは試合数が多く、長距離移動など環境も過酷。18歳の若さで挑むには、生活面も含めて慣れるのが大変だ。引けをとらないレベルの日本のプロ野球で磨かれ、確固たる地位を築いてから挑戦しても遅くはない。

 大リーグは近年、選手の権利が手厚く保障されるようになり、移籍システムの制度化が進んでいる。拡大路線も相変わらずで、中南米からアジアへとスカウト網が広がる。日本の有望選手がメジャーを目指すのは、自然な流れだ。

 日本のプロ野球界にとってはスター選手が流出し、痛手だろう。だが、マイナスばかりではない。スター選手が抜けた分だけ、新星は出てくる。試合の出場機会を得られれば、劇的に伸びる選手はいるもの。「第二の雄星」「第二の翔平」がきっと現れるはずだ。

 こうも考えられる。大リーグの若手には日本でのプレーを希望する選手が多いと聞く。日本のプロ野球のレベルが高まっていけば、将来有望な海外の若手が日本に来ることになるかもしれない。そんな魅力あるプロ野球界になってほしい。

(野球評論家)

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