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【大阪国際女子マラソン】中野円花、「足折れても」とスパート

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第38回大阪国際女子マラソン 4位でゴールする中野円花=27日午後2時37分、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(安元雄太撮影)
第38回大阪国際女子マラソン 4位でゴールする中野円花=27日午後2時37分、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居(安元雄太撮影)

 自分の殻を破り、自分でも驚きの結果を出した。遅咲き27歳の中野円花(ノーリツ)がペースを乱さない着実な走りをみせ、2時間27分39秒でフィニッシュ。「2時間28分以内」の規定をクリアしてMGC出場権を手に入れた。「まさか取れるなんて、実感がない」と初々しく喜んだ。

 マラソンは6度目で大阪国際は初挑戦。序盤から第2集団に入って勢いを保った。30キロ過ぎで意識し始めたのが、MGC出場の設定タイムだ。終盤になると沿道の観客や所属するノーリツの先輩から現在順位とタイムの情報を聞かされ、曖昧だった気持ちが固まった。「足が折れてでも、全力でいくしかない」とスパートをかけ、自己ベストを約4分縮める好タイムでMGC出場権を獲得した。

 大阪府島本町出身で、小学1年から短距離走で陸上を始めた。駅伝の強豪・大阪薫英女学院高で鍛えられ、名門ノーリツへ。

 ここで出会ったのが、ベテランの小崎まりだ。16歳離れた先輩は「一番理解してくれるお母さん的な存在」であり、強気に走れないメンタル面を叱咤してくれる先生でもある。「振り切ってこい」と送り出された浪速路で、攻めるランナーに変わることができた。

 ほぼ無名の存在が、東京五輪切符を争う過酷なレースに挑む。MGC本番に向け、「速い選手と競えるよう、(五輪を)狙って頑張っていく」と決意を込めた。(吉原知也)

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