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金蘭会は一丸で2連覇 全員で埋めた“穴” 春高バレー

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女子決勝は金蘭会が東九州龍谷を下して2連覇し、歓喜にわく選手ら=13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(川口良介撮影)
女子決勝は金蘭会が東九州龍谷を下して2連覇し、歓喜にわく選手ら=13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(川口良介撮影)

 12日に行われた春の高校バレー女子決勝で、最後はエースが優勝を決めた。高く舞った宮部愛芽世(あめぜ)(2年)が豪打を決めると、金蘭会の選手たちは幾重にも歓喜の輪を作った。2連覇。主将の中川つかさ(3年)は「今年は悔しい思いをしてきたが、最後に日本一になれてよかった」と瞳をうるませた。

 大きな“穴”を全員で埋めた。昨季、先発で唯一の3年生だった林琴奈(現JT)が卒業。精神的支柱が抜けた。「本当に大きかった」とエース西川有喜(3年)。立て直せず、高校総体、国体は準優勝に終わった。

 「誰か一人が変わればチームは変わる」。池条義則監督は言い続けた。昨年12月の全日本バレーボール選手権でミスが続き、3年生と宮部で話し合った。結論は「3年生全員で変わる」。各自が小さな役割を果たそうと誓い一体感が生まれた。

 決勝では、ジュースにもつれた第4セットを落としても、最終セットで崩れなかった。身震いするような緊張感の中、中川らが必死に声を出し、集中を促し、下級生を盛り上げた。34得点を稼いだ西川有も冒頭から連続ブロックポイントを決め、プレーでチームに勢いを呼び込んだ。

 「本当に苦しい一年だった」と曽我啓菜(3年)は苦笑した。優勝候補と呼ばれながら、あと一歩で頂点に届かなかった。苦しんだ末に全員でつかんだ日本一。前回とはひと味違う喜びがあった。(川峯千尋)

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