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稀勢の里が黒星発進 続く試練の土俵 大相撲初場所

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大相撲初場所初日で御嶽海に敗れ、支度部屋に引きあげる稀勢の里=13日、両国国技館(撮影・佐藤徳昭)
大相撲初場所初日で御嶽海に敗れ、支度部屋に引きあげる稀勢の里=13日、両国国技館(撮影・佐藤徳昭)

 大相撲初場所初日は13日、両国国技館で行われ、横綱稀勢の里は小結御嶽海に押し出され、黒星発進となった。

 御嶽海にあっさりと押し出された稀勢の里が顔をゆがめ、首をひねる。次代の相撲界を引っ張っていこうという成長株に敗れたショックは隠しきれない。「これからか」という問い掛けに「そうだね」と応じる声は消え入りそうだった。

 不戦敗を含めて5連敗で途中休場した先場所同様、左差しを封じられた。おっつけられた末に右差しを許すと、これまでに数々のドラマを生んできた逆転の突き落としも不発。相手を呼び込むだけに終わり、力なく土俵を割った。

 全3大関が敗れる波乱の展開を、先場所全休から復帰の鶴竜、白鵬の両横綱が食い止めた。この日最多となる55本の懸賞が懸けられるなどファンの注目を集めて上がった結びの一番。東の正位らしからぬ完敗が、ふがいなさを際立たせた。

 新横綱だった平成29年春場所以降、初日に出場するのは8場所目だが、過去7場所のうち、白星発進の2場所は皆勤して2桁白星を挙げ、黒星発進の5場所は途中休場に終わっている。大事な初日に黒星を喫したが、立て直せるか。

 2日目には大関高安を破って意気上がる逸ノ城の挑戦を受ける。直近の対戦で3連敗中の難敵だ。「修正してあしたからか」の問い掛けに「そうですね」と懸命に前を向いた横綱を、試練の土俵が待つ。(奥山次郎)

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