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【きょうの人】清風3年・古藤宏規(18)、難病に負けず全員バレー体現

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レシーブする清風・古藤宏規(12)=13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(福島範和撮影)
レシーブする清風・古藤宏規(12)=13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(福島範和撮影)

 「ジャパネット杯春の高校バレー」として行われる第71回全日本バレーボール高等学校選手権男子で、ノーシードから準優勝を果たした清風(大阪)。難病のネフローゼ症候群を抱えながらもリベロとしてチームを鼓舞し「全員バレー」を体現した。

 病気が発症したのは中学1年のときで、血液中のタンパク質が減り、むくみなどの症状を引き起こす。清風入学後、症状が悪化する度に入院し何度もバレーをやめようと思った。だが、同じ病気を持つ同校生を知り励まし合ううちに「病気を理由にスポーツをあきらめてはだめだ」と前向きになれた。「君が変われば、チームも変わる」。山口誠監督(42)の言葉も後押しした。

 練習中に体調が悪くなればコートの外でボール拾いを率先し、学校生活ではあいさつを徹底した。チームキャプテンとして、こうした姿をチームメートに見せることでおのおののやる気を引き出し、勝利につなげることができると考えたからだ。

 さらに、ゲームキャプテンの3年、西川馨太郎(18)は「古藤はバレーの知識が豊富で、良い助言をくれる」と信頼を寄せるなど、その存在感はしだいに大きくなっていた。

 「テレビで見ていた春高バレーの決勝の場にいるのを不思議に感じたが、観客を感動させる清風のバレーを最後までできた」と自負。大学に進学しバレー部に入る予定で、将来はプロ入りも視野に入れる。難病を物ともせずバレーへの熱情はあふれるばかりだ。(白杉有紗)

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