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流通経大柏、リベンジへあと一勝 高校サッカー

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準決勝瀬戸内対流通経済大柏 前半、チーム2点目を決め喜ぶ流通経済大柏・藤井海和(20番)=12日、埼玉スタジアム(撮影・中井誠)
準決勝瀬戸内対流通経済大柏 前半、チーム2点目を決め喜ぶ流通経済大柏・藤井海和(20番)=12日、埼玉スタジアム(撮影・中井誠)

 埼玉スタジアムで12日に行われたサッカーの全国高校選手権の準決勝で、流通経大柏(千葉)は初出場の瀬戸内(広島)に5-0で完勝。2大会連続の決勝で11大会ぶり2度目の頂点を目指す。青森山田との決勝は14日午後2時5分から埼玉スタジアムで行われる。

 準決勝を終え、めったにほめない流通経大柏の本田監督が目尻を下げた。「いいところばかりが随分出ましたね」。圧勝劇で決勝進出を果たし、71歳の名将も上機嫌だった。

 GKから細かくパスをつなぐサッカーが信条の瀬戸内対策がはまった。守備的MFが本職の八木が2トップの一角に入り、敵が自陣で回すパスが出た瞬間、一気にプレスをかけてボールを奪った。「相手のやりたいことをやらせなかったのは自信になる」。主将のFW左部(さとり)は胸を張った。

 相手ゴールに近い位置でボールを奪えば、縦に速い攻撃は威力を増し、逆に失点の危険性は低くなる。「奪った後の一本がよく回った」とMF熊沢。準々決勝までの3試合で4得点だったチームは、準決勝だけで5ゴールと爆発した。攻守ともに会心の内容だった。

 決勝に進んだ選手たちの喜びは控えめだった。理由がある。前回、終了間際の失点で前橋育英に日本一を譲った悔しさが胸に残る。「帰ってこなきゃいけない場所に帰ってきただけ。次、勝たないと意味がない」とDF関川が力を込めた。

 決勝でぶつかる青森山田とは今季2度対戦し、1分け1敗。勝ったことがない。「青森山田が絶好調なら簡単にプレスはかからない。食らいつきたい」と本田監督。合言葉の「昨年の借りを返す」まで、あと1勝だ。(森本利優)

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