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【春高バレー】東九州龍谷、今季2冠の王者撃破

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第71回春の高校バレー準決勝 女子 東九州龍谷(大分)対下北沢成徳(東京) 第2セット スパイクを放つ東九州龍谷の平山詩嫣(2)=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(川口良介撮影)
第71回春の高校バレー準決勝 女子 東九州龍谷(大分)対下北沢成徳(東京) 第2セット スパイクを放つ東九州龍谷の平山詩嫣(2)=12日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(川口良介撮影)

 バレーボールの全日本高校選手権第4日は12日、準決勝が行われ、東九州龍谷は下北沢成徳に競り勝った。

 主将・平山詩嫣(しおん、3年)の強烈なスパイクが熱戦に終止符を打った。東九州龍谷が、今季2冠の下北沢成徳をフルセットの末に撃破。選手は抱き合って涙を流し、喜んだ。相原昇監督は「最高の戦いをした」と興奮冷めやらぬ様子で語った。

 流れを変えた作戦変更があった。後がない第4セット。相手の素早い攻撃を防ぐため、それまで跳んでいなかったセッターの園田風音(かのん、3年)がブロックに加わった。160センチと小柄。ブロックポイントを奪うには至らないが、相手のコースを制限することに成功。「守りやすくなった」と選手が口をそろえるように、以降は好レシーブが次々生まれた。

 第5セット序盤に相手のエース・石川真佑(3年)のスパイクをセンター・荒木彩花(2年)がブロックで封じたことも大きかった。相原監督も「すごかった。全日本のよう」とうなるプレーで勝利をたぐり寄せた。

 下北沢成徳は昨夏の高校総体準決勝で敗れた相手。雪辱を目指し、コンビバレーなどに磨きをかけてきた。ただ素早いだけでなく、打ち込むコースを左右にばらけさせるなど細かい調整を重ねた。この日、攻撃陣があまりブロックに捕まらなかったのは、その成果だろう。

 7年ぶりの頂点まであと1勝。相手は昨年の決勝で敗れた金蘭会だ。「全員バレーで絶対勝つ」と平山。この1年の成長を示すときが来た。(浜田慎太郎)

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