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引退の吉田沙保里、最も印象に残ったのはリオの銀

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 母の幸代さんから「そろそろ引退したら」と諭されたのは、昨年6月の全日本選抜選手権の出場を見合わせたとき。母には「東京五輪はすごい魅力なんだよね」と素直な心境を明かした。父の栄勝さんから生前、「勝って終わることが大事」と言われていたこともあり、簡単に首を縦には振れなかった。

 決断の背中を押したのは、至学館大の後輩が自分の階級で世界女王になるなど、若手の台頭を肌で感じたことだ。東京五輪へしのぎを削る闘いぶりを見届けた昨年12月の全日本選手権後、「心が決まった」と明かした。

 東京五輪日本代表には、9月の世界選手権でメダルを獲得すれば決まるが、世界選手権代表になるには、6月の全日本選抜で優勝し、全日本覇者とのプレーオフに勝つ必要があった。全日本選抜に出場するには、今春の予選会を勝ち抜かなければならなかった。五輪を目指すにも、ギリギリのタイミングだった。

 第二の人生を「明るく元気に頑張っていく」と語った36歳。再スタートは笑顔で切った。(田中充)

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