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「感謝でいっぱい」 引退表明の吉田選手に後輩らねぎらい

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平成24年8月、ロンドン五輪レスリング女子55キロ級で五輪3連覇を達成し、日の丸を掲げ、マットを一周する吉田沙保里(鈴木健児撮影)
平成24年8月、ロンドン五輪レスリング女子55キロ級で五輪3連覇を達成し、日の丸を掲げ、マットを一周する吉田沙保里(鈴木健児撮影)

 ツイッターで8日、現役引退を表明したレスリング女子の吉田沙保里選手(36)。世界選手権13連覇に五輪3連覇の「霊長類最強女子」は10日に記者会見するが、2020年東京五輪への出場が注目されていただけに、関係者に衝撃が走った。「感謝でいっぱい」「お疲れさま」。後輩らは感謝を並べ、知人はねぎらいの言葉をかけた。

 愛知電子工業(名古屋市天白区)会長の松本悦夫さん(71)は、吉田選手の母校、至学館大学(愛知県大府市)にけがなどの治療機器を納入したことを契機に、10年来の付き合いがあるという。

 優勝を重ねトップ選手に成長していく様子を、間近で応援。有名になっても忙しくなっても、全く変わらず練習を重ねる姿を目を細めて眺めていた。「本当にお疲れさま」とし「引退も新しい門出。変わらない人柄でこれからも人生を歩んでほしい」と語った。

 吉田選手の母校、津市立一志中で3年間、英語を指導した森雅也さん(52)は引退の報に接し、すぐに「お疲れさまでした」とメールを送った。吉田選手は中学は陸上部に所属。森さんは練習を夜遅くまでこなし、帰宅してからレスリングに臨む努力家の姿を今も鮮明に覚えている。「これからも応援していきたい」とする。

 一志中の現校長を務める山本潔さん(59)は中3の時に技術・家庭を指導した。「まだまだ現役を続けるのではないかと思っていたので驚いているが、『お疲れさまでした』と声をかけたい」と述べた。

 吉田選手の名前にちなんで命名された津市の総合スポーツ施設「サオリーナ」の総括責任者、鷹野優基さん(52)は「引退はさびしくもある」。吉田選手は施設に度々足を運び地元振興に力を入れていた。それだけに「これからも力を注いでいただきたい」と訴えた。

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