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吉田と伊調、東京五輪へ「伝道者」と「求道者」別々の道を歩む

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会見に臨むレスリングの吉田沙保里(左)と伊調馨=平成28年8月、ブラジル・リオデジャネイロ (川口良介撮影)
会見に臨むレスリングの吉田沙保里(左)と伊調馨=平成28年8月、ブラジル・リオデジャネイロ (川口良介撮影)

 東京五輪まで2年を切る中、レスリング女子の“顔”だった吉田沙保里が現役引退を決断。ともに日本レスリング女子を支えた盟友とは、別々の道を進むことになった。

 吉田とは対照的に、現役にこだわったのは、女子初の五輪4連覇で34歳の伊調馨(ALSOK)だ。レスリングを広く発信した吉田が「伝道者」なら、競技ととことん向き合う伊調は「求道者」。昨年10月の全日本女子オープン選手権で五輪以来の復帰戦を優勝で飾ると、昨年末の全日本選手権では、リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)を退けて57キロ級の頂点へと駆け上がった。態度を保留していた東京五輪への挑戦も明言した。

 吉田と伊調がリオ五輪後に休養した時期、牽引(けんいん)役は、リオ五輪金メダルトリオの登坂絵莉、土性沙羅(ともに東新住建)、川井らが担った。3人は、吉田や伊調と同じ至学館大出身で2人の背中を追った選手でもある。東京五輪の代表争いはさらに若い世代も台頭。世代交代が進む。

 吉田も伊調も出した結論は正反対でも、決断までには、2人にしかわかり合えない思い悩んだ時間もあったはずだ。

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