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獲った後が怖いFA 3連覇貢献の広島・一岡も「人的補償」選手

投球する広島・一岡竜司(撮影・仲道裕司)
投球する広島・一岡竜司(撮影・仲道裕司)

 オリックスからFA宣言した西勇輝投手が阪神への入団を決めた。広島からFA宣言した丸佳浩外野手は巨人への入団が決定。ともに西武からFA宣言した浅村栄斗(ひでと)内野手と炭谷銀仁朗捕手はそれぞれ、楽天、巨人への移籍が決まった。いずれの選手もFAで人的補償が発生するランクAやBに属しており、今年もFA移籍選手の代わりに掘り出し物の選手を取る球団があるのか、注目が集まる。

 今年、オリックスの投手で唯一、2けた勝利を挙げた大黒柱の西を引き抜いた形となった阪神だが、それなりの「出血」の覚悟は必要だ。阪神の谷本修球団本部長は、西の獲得で「来年も開幕は(西が慣れ親しんでいる)京セラドームから始まるし、大いに期待したい」と顔をほころばせたが、その一方で、選手の流出は免れない状況だ。

 西の今季年俸は1億2000万円で、Bランク(年俸額でチームの上位4位から10位までの間)とみられ、阪神からオリックスへの補償はプロテクトからもれた選手1人と金銭(旧年俸の40%)、あるいは金銭のみ(旧年俸の60%)の補償のどちらか。人的補償として甲子園を去らなければならない選手が一体誰になるのか、気になるところだ。

 オリックスが人的補償を選択した場合、阪神は提出する28人のプロテクト名簿(球団が保護する選手のリスト)から漏れた選手(外国人選手とドラフト獲得の新人選手は除く)を誰か一人、泣く泣く手放さないといけない。

 就任早々、在籍する選手の取捨を考えなければならない矢野燿大(あきひろ)監督は「めちゃくちゃ難しい。(チームを抜けると)痛い選手を取られる可能性が高い」と苦しい胸の内を明かす。「矢野監督は誰も出したくないだろうが、どこで割りきるか。監督も悩んでおられると思うので、相談する」と谷本本部長も言う。

 たとえプロテクト漏れの選手だからといって軽視はできない。たとえば、現在広島で活躍している一岡。2014年に広島からFA宣言して巨人入りした大竹の人的補償として広島に移籍してから中継ぎの柱として3連覇に大きく貢献している。

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