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被害者が一転…浄化されぬ暴力 貴ノ岩関暴行、ダメージ大きく

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貴乃花親方(右、当時)と貴ノ岩=京都府宇治市・龍神総宮社(中島信生撮影)
貴乃花親方(右、当時)と貴ノ岩=京都府宇治市・龍神総宮社(中島信生撮影)

 大相撲の平幕貴ノ岩関(28)による暴力問題が5日、発覚した。相撲界では昨年の元横綱日馬富士による傷害事件後も不祥事が止まらない。しかも、被害者が加害者となる最悪の展開に、自浄作用への期待は雲散霧消した。

 元横綱日馬富士による暴行の被害者だった貴ノ岩が、約1年あまりで加害者に回る。猛烈な批判にさらされた日本協会が一丸となって再発防止を目指していた最中でも収まることがない不祥事の連鎖に、問題の根深さがうかがえる。

 芝田山広報部長が「どうなっているのか」とあきれ返ったのも当然だろう。貴ノ岩は傷害事件の被害者だっただけでなく、3月には同部屋の貴公俊による付け人に対する暴行事件が起きており、暴力撲滅の重要性を強く認識し得る立場にいた。

 元横綱日馬富士による傷害事件を受け、日本協会は外部有識者による「暴力問題再発防止検討委員会」を設置。10月には同委の最終報告を受け、暴力決別宣言をしていただけに、協会が受けたダメージははかり知れない。

 「私たちも含めて協会員としての自覚を持たなければいけない」と芝田山部長。相撲界に広く、深く巣くっている暴力は、いつになれば浄化されるのだろうか。(奥山次郎)

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