PR

スポーツ スポーツ

【スポーツ異聞】初優勝の貴景勝が大関、横綱を目指すための相撲スタイルとは…

Messenger

 貴景勝の非凡さは卓越した相撲センスにも感じられる。相手をいなしたり、引いたりするタイミングが絶妙なのだ。いつも一方的に攻め切れるわけもなく、互角や劣勢でもいなしや引き技で白星をもぎ取るシーンが目立つ。それも消極的なわけではなく、頭からぶちかましていく立ち合いの圧力や突き押しの威力が前提となっているので嫌みが感じられない。

 史上最多の優勝41回を誇る白鵬が以前、「相撲はバランスの崩し合い」と話したことがある。右四つからの左上手投げを得意技の1つとする現役第一人者は、「力任せに投げてもなかなか効かない。いったん相手の重心を自分の上手側にずらし、相手が重心を戻そうとする力を利用して投げているから決まる」と身ぶりを交えて説明していた。

 白鵬の左上手投げは相手を左右に揺さぶり、貴景勝の引きは相手を前後に揺さぶりながらの技といえる。貴景勝は相手が圧力負けしたくないと過度に前掛かりになると引く。逆に相手が引き技を警戒して圧力を弱めれば突き押しで前へ出る。言葉にするとシンプルなのだが、瞬時の判断で効果的に使い分けるのは容易ではない。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ