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柔道女子78キロ超級の素根、女王破るも2位

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表彰式でメダルを手にする(左から)素根輝、オルティス(キューバ)、稲森奈見、朝比奈沙羅=丸善インテックアリーナ大阪(村本聡撮影)
表彰式でメダルを手にする(左から)素根輝、オルティス(キューバ)、稲森奈見、朝比奈沙羅=丸善インテックアリーナ大阪(村本聡撮影)

 柔道のグランドスラム大阪大会最終日の25日、女子78キロ超級の18歳、素根輝(そね・あきら、福岡・南筑高)は準決勝で9月の世界選手権覇者の朝比奈沙羅(パーク24)を破ったものの、2位に終わった。

 素根は決勝で2016年リオデジャネイロ五輪2位のオルティス(キューバ)に組み手争いで終始劣勢を強いられ、ほとんど技を仕掛けられないまま指導3であっさりと反則負け。「何もできずに終わって悔しい」。今夏のアジア女王の18歳が、世界の壁にはね返された。

 朝比奈に勝った準決勝までは順調だった。素根は身長163センチとこの階級では小柄で、試合では相手を見上げるように相対することが多い。そこで得意の担ぎ技を繰り出すために最も意識するのが、「吊り手を高く上げること」だという。準決勝でも身長で13センチ高いライバルに対し吊り手の左手を思いきり突き上げ、バランスを崩してから背負い投げ。相手の巨体を畳にごろんと転がし、技ありを奪った。

 これで2020年東京五輪の代表争いで最大のライバルとなる朝比奈に3連勝。だが、日本女子の増地監督は「世界で勝つのが一番の目標。何が何でも勝つという気持ちを前面に出してほしかった」と、決勝の消極的な姿勢に厳しい注文をつけた。

 素根は試合後、「ここで優勝してアピールしたかった。誰にでも勝てるように練習しないと」と反省しきり。目標とする2020年の金メダルに向け、乗り越えるべき壁はまだまだ多い。(岡野祐己)

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