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五輪覇者・大野「自分の階級」 海老沼破り優勝 柔道GS大阪大会

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男子73キロ級決勝 表彰式でメダルを手にする大野将平(中央)と海老沼匡(左)=24日、丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)
男子73キロ級決勝 表彰式でメダルを手にする大野将平(中央)と海老沼匡(左)=24日、丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)

 柔道のグランドスラム大阪大会第2日。男子73キロ級はリオデジャネイロ五輪覇者の大野将平(旭化成)が決勝で66キロ級五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(パーク24)に優勢勝ちした。

 技の応酬に決着がついたのは、互いにポイントがないまま迎えた試合終了間際だった。男子73キロ級決勝。リオデジャネイロ五輪金メダリストの大野は、海老沼の内股を崩すと、そのまま隅落としで技ありを奪った。

 リオ五輪66キロ級で2大会連続銅メダルを獲得後、階級を上げた柔道私塾「講道学舎」の先輩に「すごく強い」と言わしめ、4月の全日本選抜体重別選手権で敗れた雪辱を果たした。

 真っ向から組む正統派の柔道が、初戦から全開だった。準決勝では、講道館杯を制した立川と指導2で並ぶ競り合いとなったが、最後は残り1秒で宝刀の内股が炸裂(さくれつ)。鮮やかな一本勝ちだった。

 リオ五輪後の休養を挟み、約1年4カ月ぶりの国際大会となった昨年のGS東京は、大会前に右膝を痛めたこともあって途中棄権。「この経験をプラスにして、2020年に一番強い選手でありたい」と誓い、今夏のアジア大会を制するなど階段を上がってきた。

 優勝を決めた直後には「大野将平の階級だと見せつけないといけなかった。重圧をかけてやってきた」と堂々とした口調で胸を張った。

 今大会は9月の世界選手権で2位になった橋本壮市(パーク24)がけがで欠場したが、ライバル勢への過度な意識はない。「子供たちが憧れを抱くような柔道家になりたい。そのための柔道を畳の上で表現したい」。26歳の求道者はそんな思いで東京五輪へ歩みを進める。(田中充)

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