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ただ強いだけでは人間的につまらない 柔道・大野将平インタビュー(5)

練習の合間に後輩らと談笑する大野将平選手(左)。「周囲の期待を超えるような柔道家でいたい」と語る=奈良県天理市の天理大学
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 --アジア大会前、成熟した柔道家になりたいと話されていました。その境地に入ったのはいつ頃ですか

 大野 2013年は天理大の(先輩から後輩への)暴力事件で謹慎もしましたし、変な話、他の選手とは経験値が違います。(16年の)リオデジャネイロ五輪で勝ってから思うのが、柔道人生は長くても、あと何年かだけ。柔道を辞めてからの人生の方が長い。柔道を通じて成熟というか、人間力を高めていきたいですし、自分から柔道を取ったときに何が残るかを重視しています。ただ強ければいいというのは人間的につまらない。でも、五輪金メダリストの肩書は一生ついてくる。それに見合った人間性を今のうちから作り上げていきたいです。

 --次の大会は11月のグランドスラム大阪です。優勝あるのみですか

 大野 リオ五輪のときとまだまだ比べられるので、自分でも物足りなさがあります。リオへは4年間をかけ、あの状態まで持っていきましたが、20年東京五輪に向けては、2月に本格復帰してからまだ半年ぐらい。4年と半年を比べたらあかんやろうという気持ちも強いですが、日々の積み重ねと思って稽古をするしかないというのが率直な思いです。僕はミステリアスな、謎めいている柔道家でありたいとも思っています。周囲の期待を超えるような柔道家でいたいですね。

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