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「圧倒的な力の差」が必要 柔道・大野将平インタビュー(3)

練習後に黙想する大野将平選手。「圧倒的に強い柔道家でありたい」と探究心は尽きない=奈良県天理市の天理大学
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 --2016年リオデジャネイロ五輪から2年が過ぎました。26歳になって体力の衰えを感じることはありますか

 大野 それはないです。柔道選手がいい柔道をできるのは、28歳ぐらいからだと勝手に思っているのですが、稽古をしっかりやっている人間はやはりスタミナがあります。やれるだけの稽古をやったら、そのままスタミナやスピード、技の切れにつながります。

 --試合前はどれぐらい練習するのですか

 大野 気分次第です。気分が乗らなければさっさと帰るし、やるときは重量級の選手ともやります。試合が近づくと、自然と燃えてきます。常々言っていますが、コンディショニングと(大会に合わせて調子を上げる)ピーキングが大切です。ずっと状態が上がりきっている選手はいない。上がったり下がったりしても、いかに試合に持っていくかが重要になります。

 --ピーキングとコンディショニングの大切さを痛感したのはいつですか

 大野 13年の世界選手権で勝ち、天理大に帰ってきて、恩師の細川伸二先生(同大学教授)に言われました。「お前はもう強くならん」と。ずっと喉の奥に引っかかったまま柔道をやっていました。14年は全日本選抜体重別選手権大会で勝って、世界選手権で負けて、グランドスラム東京も負けて、結構苦しい年でした。社会人1年目で新しい環境に対応するのも時間がかかった。でも「お前は実力を出したら世界王者なんだ。世界王者の実力を持っているから、強くなろうという練習ではなく、自分の調子やピークをしっかり試合に合わせるように練習しなさい」という意味だと解釈しました。

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