PR

スポーツ スポーツ

J1川崎・中村憲剛、連覇達成で「これを日常に」

J1優勝を決めキラキラの風呂桶を掲げる川崎・中村憲剛=10日、ヤンマースタジアム長居(森本幸一撮影)
Messenger

 1年前、うれし涙で顔をクシャクシャにした38歳は笑顔だった。「勝って当たり前と思われているシーズンで強さを発揮できた」。“シルバーコレクター”と評された苦い時代を知る中村憲剛は、頼もしい仲間をまぶしそうに見つめた。

 サッカーへの探求心は高まる一方だ。「自分をいかに高めるか、突きつめられる環境にあるのが幸せ」と感じている。昨季の優勝で心が解放されたといい、今季は、相手陣内で仕掛けるプレスの先導役という新境地に、果敢に挑んだ。

 チーム一の重鎮が率先して敵に寄せていく。周囲は中村の動きをスイッチに連動して守備網を狭め、相手ボールを回収して攻撃に転じる。中村は「初めて知った喜び」にやりがいを感じながら、敵陣内で試合を運ぶ川崎のサッカーを先導した。

 一昨年はリーグの最優秀選手賞に輝いた。チームは連覇を果たした。まだ野望はある。常勝チームへの成長を見据え「来年また優勝したい。後輩にタイトルを取ることを日常にさせる責任があるから」と力を込めた。中村は歩みを止めない。(五十嵐一)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ