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魔球の秘密見えた! 回転数と回転軸をハイテク球で計測 各社が続々開発

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 プロも計測器普及

 実際、プロには打者の手元で「ホップする(浮き上がる)」と評される直球が武器の投手は多い。代表例が、球速は140キロ程度と決して速くないにもかかわらず、米大リーグで強打者と渡り合った巨人の上原浩治投手(43)。上原投手の場合、平均的なプロの投手より回転数が2~3割多いというデータがある。

 こうしたデータは、これまで軍事用の弾丸追尾システムを応用したデンマーク製の計測器「トラックマン」で測定されてきた。米大リーグでの普及を受けて、日本のプロ野球でも平成26年に楽天が初めて導入。現在は12球団中11球団が使用し、所属選手の投球分析などに役立てている。5年連続のリーグ最多奪三振が濃厚な楽天の則本昂大(たかひろ)投手(27)も、練習の際、球速より回転数を意識しているという。

 スマホアプリ連動

 だが、「トラックマン」は球場に設置する大がかりな装置で、価格も1台1千万円以上ともいわれ、高校野球や少年野球には縁遠い存在だった。ところが、ミズノが11月から販売予定の「MAQ」は3万円程度で別売りの充電器を含めても5万円足らず。計測データは専用アプリでスマートフォンに表示できる。

 同様の測定が可能なアシックスの「PITCH ID」は、同社が野球チーム向けに行っているデータ測定サービスで9月から使用。分析結果をもとにスタッフがアドバイスする。

 投手の動作解析に詳しい国学院大人間開発学部の神事(じんじ)努准教授は「コーチの経験に基づいた画一的な指導ではなく、データに基づいたきめ細かで論理的な指導ができるようになる」と期待している。

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