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金足農、PR効果約70億円 秋田銀行系シンクタンク試算

夏の全国高校野球選手権大会の日大三戦で力投する金足農の吉田輝星投手=8月20日、甲子園球場(佐藤徳昭撮影)
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 今夏の全国高校野球選手権大会で準優勝した秋田県立金足農業高校(秋田市)について、地域のPR効果は約70億円とする試算を、秋田銀行系のシンクタンクが10日、明らかにした。新聞やテレビの全国への報道量を広告費に換算した推計で「金足農ナインのプレーが全国の人々に感動を与え、秋田の地域PRに大きな効果をもたらした」と位置づけている。金足農に関する経済的な効果を試算した調査は初めて。

 試算はあきぎんリサーチ&コンサルティング(秋田市)が全国紙5紙(朝日、毎日、読売、日経、産経)とテレビの全国放送を対象に、金足農が甲子園で、優勝候補の一角だった横浜に逆転勝利して注目度が高まった8月17日から、31日までの期間で調査した。地域PR効果は、秋田県外にどれだけ情報が伝わったかを推計するもので、新聞の地方版やテレビのローカル放送は除外している。

 調査によると全国紙5紙では、86本の金足農の記事を掲載。スポーツ面のみならず、社会面や1面、「産経抄」など各紙を代表するコラムでも取り上げられた。広告費換算では12億7100万円となる。

 テレビの全国放送では6系列のうち2系列を調査。期間中に計806分、金足農が取り上げられた。1~5分の単発の報道が多い中、30分を超えた特集もあった。番組の視聴率とCMの放映コストを勘案すると、2系列で約19億5200万円のPR効果があり、6系列だと、3倍の約58億円と推計される。全国紙5紙とあわせた地域PR効果は、約70億円と推計できるという。

 担当した荒牧敦郎チーフコンサルタントは「スポーツ紙や雑誌、インターネットによる情報発信を含めれば、実際はより大きなPR効果があったと考えられる」と分析している。

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