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トリプルスリー達成の山田哲、「絶対に成績取り戻す」との執念が結実

2年ぶり3度目のトリプルスリーを達成し、花束を受け取るヤクルト・山田哲=神宮
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 ヤクルトの山田哲が偉業を成し遂げた。メジャーリーグ約150年の歴史の中でもバリー・ボンズ(ジャイアンツなど)だけが記録した3度目のトリプルスリー。「シーズン前から個人的な目標だった。素直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 どん底から這い上がった。昨季は打率・247、24本塁打、14盗塁。「まったくダメで、(好成績を)続ける難しさを学んだ」と語る。「絶対に成績を取り戻す」と目の色を変え、秋季キャンプから必死にバットを振り続けた。

 練習はウソをつかなかった。記録的猛暑の夏場も調子を落とさず、7月は打率・425で月間MVPを獲得。8月にかけて12試合連続打点も記録し、「一試合、一打席、一球一球に集中してプレーできた」。盗塁に関しても「大事な、ここだという場面でしっかりと走れた」と自負する。

 打撃の師匠役である杉村巡回コーチはこうした好調時の山田哲を「ゾーン(極限の集中状態)に入っている」と表現。今季の好成績を「体の軸を回転させて打つ彼に必要な本来の体のキレを取り戻したため」とみる。

 メジャーから7年ぶりに復帰した青木の存在も大きい。「どんなに負けていても『がんばろう』『この回から1点ずついこう』と声をかけてくれる。ついていこうと思った」と“生きた教材”に感謝する。

 トリプルスリーに続く夢もある。2020年東京五輪での代表入りだ。2年後は脂の乗りきった28歳。「その気持ちはもちろんある」と来季も好成績を残し、大舞台へとつなげていく。(三浦馨)

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