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【プロ野球通信】巨人、大胆な配置転換は吉とでるか ノーノー達成の山口俊を抑えに 

9月23日の阪神戦で5年ぶりのセーブを挙げ、ナインとハイタッチする巨人・山口俊(中央)=甲子園球場(荒木孝雄撮影)
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 開幕前は優勝候補にも挙げられていた巨人が苦戦を強いられている。4年連続でリーグ優勝を逃し、クライマックスシリーズ(CS)に進出できる3位に滑り込めるか、という情勢だ。

 とりわけ接戦に弱い。1点差で決着した試合は12勝24敗(9月30日時点)と大きく負け越している。

 一因は勝ちパターンの崩壊だろう。開幕当初は上原浩治、沢村拓一、マシソン、カミネロの4人でリードした試合をつなぐ方針だったが、逆転負けが相次いだ。さらにマシソンは左膝、カミネロは右肘の手術で日本を離れ、今季は復帰できない。沢村も不安定な投球が続き、ファームで調整が続いている。

 そこで白羽の矢が立ったのが先発を任されていた山口俊だ。今季は7月27日の中日戦でプロ野球史上79人目のノーヒットノーランを達成。エース菅野に次ぐ先発の軸として腕を振ってきた。しかし、チーム状況もあり、9月に急転直下、抑えに転向。DeNA時代に守護神を務めていた経験を買われた形だ。

 コンバートを告げられた山口俊は快く受け入れた。「必要としてくれるところでやらないといけない。抑えという大事なポジションを与えられ、貢献しないといけない気持ちになった」

 9月8日の阪神戦で今季初めてリリーフとして登板。同月23、24日の阪神との2連戦は、山口俊を抑えに回した効果が大きく表れた。

 23日は1点リードの九回に登場。先頭打者に安打を許したが、その後3人をきっちり抑えて今季初セーブを挙げた。

 圧巻だったのは翌24日。0-0の延長十回にマウンドに上がり、3者連続三振と阪神打線をねじ伏せた。延長十一回も3人で抑え、斎藤雅樹投手総合コーチから「正直に言ってくれ。もう一回いけるか?」と言われ、「はい。いけます」と即答した。3イニング目の延長十二回も3人で仕留め、チームに価値ある引き分けをもたらした。

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